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合理的ゲノム設計コンテスト(GenoCon)は、理研サイネスに統合されているゲノムデータやタンパク質データなどの公開データベース群を活用して、植物の生理機能を高めるためのDNA配列を参加者に合理的に設計してもらうコンテストです。参加者は理研サイネスが提供するバーチャルラボを使って、ウェブブラウザ上でプログラミングを行うことで、DNA配列を合理的にデザインして提出します。参加者が設計したDNA配列は、理研などの専門の研究機関が法令などで定められた安全管理基準の下で、シロイヌナズナに導入してその機能を実験的に検証します。
GenoConは、オープン形式で共通の課題解決に取り組む「公開型最適化研究(オープン・オプティマイゼーション)」という連携研究の仕組みと情報基盤を新たに提供し、バイオマス工学やグリーンイノベーション分野の発展に貢献します。コンテスト形式を採用することで、世界中の研究者から合理的ゲノム設計の手法とプログラムを募集して蓄積し、クリエイティブコモンズのライセンスの下で積極的に共有化していくことで、情報合成生物学を発展させるための集合知を形成していきます。
また、このコンテストでは、国内外の研究者や大学生に参加を呼びかける「研究部門(本選)」に加えて、高校生でも参加できる「高校生部門」も用意しました。GenoConは、ゲノム科学、環境科学、バイオインフォマティクスや情報科学など、幅広い分野の専門知識と安全管理に詳しい人材の育成を目指すとともに、ROBOCONのように科学技術や知識を競い合うことで若者に知的興奮と先端科学を楽しく学ぶ機会を提供し、次世代を担う科学技術人材の育成に貢献します。
